【日経QUICKニュース(NQN) 大石祥代】夏ごろから不安定になっていた社債市場に好転の兆しがみえる。北海道電力(9509)や東京電力パワーグリッド(PG)など、発行量の多さから市場動向を測る指標にもなっている電力債の条件決定で旺盛な需要が確認されたからだ。ここにきて日銀は利上げを急がないとの見方が広がっているうえ、下期に発行が減速するとの観測もあって社債投資の追い風になっている。
電力債はほぼ毎月条件決定があるため、市場動向を見極めるうえで重要な資料になる。北海電は10日、年限5年と10年の2本立てのトランジションボンド(移行債)の発行条件を決めた。10年債の利率は1.488%で、...
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