5月29日、日銀は2024年3月期の決算を発表した。内容は経常収益が5兆858億円、経常利益は4兆6400億円でいずれも過去最高を更新している。この日銀決算は今後の日本経済や金融政策、為替を考える上で非常に重要な意味を持つのではないか。
税引き前剰余金が過去最大の3兆701億円に達したことで、2023年度における日銀の法人税・住民税及び事業税は前期と比べ倍以上の7829億円になった。さらに当期純剰余金2兆2872億円のうち、法定準備金1144億円、配当金5百万円を控除した2兆1729億円が国庫納付金として国の一般会計の財源になる。
地方分を含めた税と国庫納付金の合計は2兆9558億円に達し...
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