【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】為替介入観測で月初に乱高下した円の対ドル相場だが、5月が終わってみると結局、4月末とほぼ同水準に戻った。ゴールデンウイーク(GW)明け後の日中値幅(高値と安値の差)は再び縮小し、相場の安定とともに低金利の円を売って高金利のドルを買う「円キャリー取引」による円売り・ドル買いが緩やかな下落基調をもたらした。
5月31日の東京の取引時間帯は1ドル=157円台前半で終えた。月間の値幅は6円12銭と、4月の9円34銭を下回ったがなお大きかった。
日中の値幅は、今月1日に4円96銭に広がった。金利据え置きを決めた米連邦公開市場委員会(FOMC)の...

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