【NQNニューヨーク=稲場三奈】今週(6月3~7日)の米株式相場は一進一退の展開となりそうだ。米景気の底堅さがインフレ圧力につながるとの見方が残るなか、米金利上昇が株価の重荷となっている。5月の米雇用統計など今週発表が相次ぐ経済指標が米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を揺さぶり、株式相場を左右しそうだ。 前週のNYダウは2週続けて下落 前週は米ダウ工業株30種平均が2週続けて下げ、週間では383ドル安となった。米景気が底堅さを保つなかFRB高官から利下げに慎重な発言が相次ぎ、米長期金利は一時4.6%台に上昇。株式には売りが優勢となったものの、週末発表された4月の米個人消費支出(PCE)...

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