【日経QUICKニュース(NQN) 菊池亜矢】6月5日の国内債券市場で、長期金利は低下した。低調な米経済指標を受けた米利下げ観測の再燃と米長期金利の低下が国内債の買いにつながっている。さらに日銀がかねて示している国債の減額方針について、緩やかなペースで進めるとの見方がやや勢いを取り戻したのも相場の支援材料となった。とはいえ市場参加者は日銀の政策修正がどうなるかについて依然として確信をもてていない。不安と楽観とが複雑に絡み合う構図になっている。
5日の長期金利は一時0.990%と1%の節目を下回り、5月23日以来ほぼ2週間ぶりの低水準をつけた。4日発表の米雇用指標が労働需給の緩和を示し、年内の...

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