来週(10~14日)の外国為替市場で円相場は神経質な展開となりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)が11~12日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)ではドットチャート(政策金利見通し)が公表される。「年内の利下げ回数の見通しが、市場が予想する2回よりも少なければ円売り・ドル買い圧力になる」(国内運用会社のストラテジスト)といい、1ドル=157円台後半まで下落余地がありそうだ。一方、日銀が13~14日に開く金融政策決定会合に向けては「国債買い入れの減額など政策正常化への思惑が強まり、円買いが入りやすい」(国内銀行のストラテジスト)との声もあった。
日経平均株価も不安定な値動きか。FOMCを受け...
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