【NQNニューヨーク=川上純平】今週(6月10~14日)の米株式相場は方向感を探る展開となりそうだ。12日には5月の米消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表が重なる。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ時期が焦点となるなか、重要イベントが株式相場を左右するだろう。 前週のNYダウは112ドル高、押し目買いが優勢 前週のダウ工業株30種平均は週間で112ドル高となった。前の週まで2週続けて下落した後とあって押し目とみた買いが優勢だった。だが、7日発表された5月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が市場予想を上回った。米利下げ開始が遅れるとの見方から米金利が大き...

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