【NQNニューヨーク=稲場三奈】今週(6月17~21日)の米株式相場は上値を試す展開となりそうだ。インフレ減速を示す指標が相次ぎ、投資家心理を支えるなか、5月の小売売上高や6月の購買担当者景気指数(PMI)速報値といった景気動向を映す指標に注目が集まる。米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げ転換するとの見方も引き続き相場の支えとなりそうだ。 前週のNYダウは下落、米経済の軟化を意識か 前週は米ダウ工業株30種平均が下落し、週間では209ドル安となった。5月の消費者物価指数(CPI)など物価指標が市場予想を下振れし、インフレ鈍化を示した。FRBが早期に利下げに転じるとの期待が高まった半面...

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