【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】日銀が7月1日発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)では大企業・製造業の景況感が2年3カ月ぶりの水準に改善した。為替の円安や原材料価格の高騰分を販売価格に転嫁する企業の価格設定行動に積極的な姿勢が見られた。だが、個人消費は物価高で弱含んでおり、早期利上げが消費活動を一段と押し下げるリスクも出ており7月利上げに暗雲が漂う。
6月の日銀短観では大企業・製造業で企業の景況感を示す業況判断指数(DI)がプラス13と前回2024年3月調査(プラス11)を上回り2四半期ぶりに改善した。水準としては22年3月調査以来2年3カ月ぶりの高水準となった。外...
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