【日経QUICKニュース(NQN) 中田真裕】米金融政策の先行きを占う6月の米雇用統計は労働需給の緩みを示す内容だった。発表後の市場では米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ開始を織り込むように米金利が低下し、円安・ドル高進行が一服した。さらに米国では失業率が景気後退(リセッション)入りを示唆する水準に近づいており、断続的な利下げへの思惑が高まっている。
「足元でリセッションの可能性が見え始めてもおかしくない水準だ」。ニッセイ基礎研究所の窪谷浩主任研究員は6月の米雇用統計についてこう話す。きっかけは失業率だ。6月は4.1%と市場予想(4.0%)よりも悪化。水準自体は約3年ぶりの高さにと...
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