【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】国内サービス価格の上昇が鈍化している。外食や宿泊などのサービスは個人消費が弱含むなかで、人件費を価格へと反映させるのに慎重になっているようだ。国内需要に根ざして賃金と物価が相互に高まる、日銀が言うところの「第2の力」は足踏みしている。
総務省が7月26日発表した7月の東京都区部の消費者物価指数(CPI、中旬速報値、2020年=100)は生鮮食品を除く総合が前年同月比2.2%上昇した。当月の下旬に公表する都区部CPIは、翌月中旬に公表の全国CPIの先行指標となる。
都区部CPIでは、サービス価格が0.5%上昇した。伸び率は6月(0.9%上昇...

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