【QUICK Market Eyes 本吉 亮】８月７日の東京株式市場で、エアコン大手のダイキン工業（6367）が急反落。一時は前日比16％安の１万6050円まで下げた。2024年４～６月期の純利益が大幅減益となったことが嫌気されたようだ。 ダイキンが６日発表した４～６月期の連結決算は、純利益が前年同期比21％減の630億円だった。売上高は14％増の１兆2510億円、営業利益は２％減の1154億円だった。主力の空調事業ではコストダウンの徹底などで増益を確保したものの、化学事業では半導体製造プロセス向けや自動車分野の需要回復遅れの影響に加えて、労務費や研究開発費の増加が響き減益となった。 2...
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