【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】8月7日午前の東京外国為替市場で円相場が急落した。一時1ドル=147円台半ばと早朝につけた高値(144円台前半)からの下げ幅は3円を超えた。日銀の内田真一副総裁が市場が混乱している間は利上げしないとはっきりと述べ、利上げ継続を前提にしていたコンピューター・プログラムによるアルゴリズム取引が混乱をきたしたためだ。値付け業者(マーケットメーカー)も動揺して市場の流動性は再び細り、少額の円売りでも振れが大きくなっている。
前週浮上した大幅な米利下げ観測や5日の日本株相場の急落など「想定外」の事態の連続でアルゴ勢は疲弊しており、前日の米株相場の変動...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題