【日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂】18日の債券市場で、長期金利の指標である新発10年物国債の利回り低下(価格の上昇)は限られた。同日午前の日銀の植田和男総裁の講演では、次回12月の金融政策決定会合の利上げに踏み込んだ発言はなかった。それでも債券市場では引き続き12月や来年1月の利上げ予想が多いままだ。
植田総裁は政策調整について「どのようなタイミングで進めていくかは、あくまで、先行きの経済・物価・金融情勢次第」などと述べた。発言が伝わる前は1.080%まで上昇していた長期金利は1.065%と低下に転じた。ただ、前週末からの低下幅は0.005%にとどまる。
農林中金総...
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