来週(26~30日)の外国為替市場で円相場はもみ合いそうだ。市場では米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げに踏み切ることがほぼ確実視されている。一方、日銀は金融政策の正常化を進めるとみられるものの、過度に引き締めに前向きな姿勢は見せていない。市場では「現時点での日米金融政策の方向感は既に織り込まれている」(国内銀行の為替ディーラー)との声があり、積極的に持ち高を一方向に傾ける動きは限られそうだ。30日にはFRBが重視する7月の米個人消費支出(PCE)物価指数が発表される。米インフレ圧力の根強さを示すなど利下げ観測が和らぐようなことになれば、円売り・ドル買いが出そうだ。
日経平均株価は引き...
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