QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 三越伊勢丹ホールディングス(3099) 免税売上高予想を引き下げるも営業利益予想は増額、次期中計PH1目標(28/3期800億円水準)1年前倒し達成の可能性も

三越伊勢丹ホールディングス(3099) 免税売上高予想を引き下げるも営業利益予想は増額、次期中計PH1目標(28/3期800億円水準)1年前倒し達成の可能性も

QUICK企業価値研究所アナリスト 永田和子(2024/09/03)

・サマリー
 円高による免税売上高失速を受け、免税売上高予想を引き下げたが、連結営業利益予想は増額。日本人向け売上高予想引き上げや経費構造改革進捗の効果が上回る見通し。時系列では、識別顧客化やコンテンツ拡充による高感度上質消費取り込み、経費構造改革、グループ各社の外販をテコに連結営業利益は続伸へ。次期中計PH1目標(28/3期800億円水準)を1年前倒し達成する可能性も。積極的な株主還元により資本効率改善が進む点を引き続き高く評価。

・アナリストの投資判断 ~PER19倍を目安に株価上昇余地大きい
 企業価値研究所が予想する自己株取得を反映したEPSに基づく来期PERは14倍。大手小売業の平均22倍からインバウンド需要成長期待後退を割り引いても、株価上昇余地は大きいとみる(当研究所は今回、19倍を目安に設定)。ただし、一段と円高が進んだ場合、更なる下値リスクも。11月に明らかになる次期中計の詳細、特に株主還元への比重を高めるPH1の資本配分計画に注目したい。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等はこちらよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

永田 和子

シニアアナリスト

小売セクター、ゲーム・アミューズメントセクター担当


【プロフィール】
早稲田大学第一文学部日本史学科卒業。東京証券(現東海東京証券)入社。入社直後から調査部門でアナリスト業務(小売、繊維・紙パルプ、食品、ゲーム)に就く。03年にQBR(現QUICK企業価値研究所)へ。企業調査歴30年。


日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 小売専門部会、広告・メディア・ゲーム部会、新興市場部会 評価実施アナリスト


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
4,938
+6.28%
2
3,887
-1.21%
3
4107
伊勢化
26,550
+6.41%
4
5595
QPS研究
1,570
+17.07%
5
3,525
+3.52%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,358
+28.35%
2
5247
BTM
2,254
+21.57%
3
2,517
+18.05%
4
660
+17.85%
5
661
+17.82%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
792
-22.5%
2
194
-20.16%
3
9399
ビート
2,230
-18.31%
4
1,360
-11.11%
5
8918
ランド
8
-11.11%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
40,600
-2.8%
2
16,440
-0.87%
3
8,240
+0.36%
4
25,815
-1.01%
5
23,310
-1.81%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる