【日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂】外国為替市場で円高・ドル安基調への転換が鮮明となりつつある。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑止から労働市場への配慮に軸足を移す中で、9月の利下げ開始を市場が確実視していることが主因だ。市場関係者の円相場の目線は切り上がりつつある。6日発表の8月の米雇用統計が弱い結果となるなど、米大幅利下げの現実味が増せば1ドル=140円の節目を超えて円高・ドル安が進む可能性を想定する声が増えてきた。
5日の東京外国為替市場で円相場は一時143円05銭近辺と、141円台まで急伸した8月5日以来1カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけた。米労働省が4日に発表した7月...
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