【NQNニューヨーク=稲場三奈】今週(9月9~13日)の米株式市場ではダウ工業株30種平均は上値を試す展開となりそうだ。労働市場の軟化を示す指標が相次ぎ、景気減速への懸念が高まっている。一方、インフレの鈍化とともに米連邦準備理事会(FRB)の利下げが経済を支えるとの見方は根強い。11日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想の範囲にとどまれば、株式相場の追い風となる可能性がある。 前週のNYダウは1年半ぶりの下落幅 米景気懸念が重荷に 前週は米ダウ工業株30種平均が下落し、週間では1217ドル安と、2023年3月上旬以来の下落幅になった。8月の米サプライマネジメント協会(ISM)製...

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