【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】将来の為替レートを予測する通貨オプション市場で、円高長期化への備えが進んでいる。円相場の予想変動率(インプライド・ボラティリティー、IV)は9月に入って1年物までが全て年10%を超えた。経常黒字国で調達通貨だった円は投資マネーの収縮時に大きく上昇しやすく、長期のIV上昇はそうした円高リスクがある程度の期間にわたって残るとの警戒感を映している。
円相場のIVは1年物が6日に10.3%前後と、日本政府・日銀の為替介入があった4月29日以来の高さになった。4月29日のIV上昇は市場の意表を突いた円買い介入の影響が大きく「日銀が動かなければ円の上昇...
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