【QUICK Market Eyes 滝口朋史】「政策を調整する時期が来ている」――。8月23日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での事実上の利下げ開始発言を受け、焦点となっていた9月17~18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅を巡る「最後のピース」である8月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の伸び率が2.5%と前月の2.9%を下回り、市場予想(2.6%)より低くなった。一方、変動の大きいエネルギーと食品を除くコア指数の上昇率は3.2%と市場予想に一致した。利下げ幅は0.25%にとどまるとの見方が広がった。
米金利先物の値動きから市場が...

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