【日経QUICKニュース(NQN) 穂坂隆弘】次週9月17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)における利下げ幅を巡り、金融市場の予想は「0.25%」が86%へ上昇した。11日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)の結果が根強く残っていた大幅利下げ予想を後退させ、FOMCまであと1週間を切った段階でようやく予想が収束へ向かいつつある。
米金利先物の値動きから米政策金利を予測する「FedWatch」では、米中部時間11日18時(日本時間12日8時)すぎの時点で9月の利下げ幅0.25%予想の確率が前の日から20ポイント上昇した。0.5%予想は14%まで低下した。
8月の米CPIは前年同...
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