【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】外国為替市場で円相場の上昇が続いている。9月16日には1ドル=139円台半ばと1年2カ月ぶりの高値をつけた。チャート上では、長期的にみても円安・ドル高トレンドは風前の灯火(ともしび)となっている。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが直前に迫り、円相場は上昇余地を試す展開となりそうだ。
17日昼の東京市場で円相場は140円50銭台で取引されている。16日に139円58銭と2023年7月下旬以来の高値まで買われた短期的な反動で、17日にはいったん円売り・ドル買いが出て一時141円25銭近辺をつけたが、その後は底堅さをみせている。
今週は日米で...
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