日本知財総合研究所 三浦 毅司 【株式市場の冷たい目】 大手製紙会社の株価がさえない。9月19日終値のPBR(株価純資産倍率)でみると、王子ホールディングス(3861)が0.51倍、大王製紙(3880)が0.58倍と大きく1倍を割り込んでいる、中でも評価が低いのが日本製紙(3863)で、PBRが0.22倍と全上場企業の中で見ても低水準にとどまっている。 ■日本製紙の時価総額とPBR 出所:QUICKデータに基づき日本知財総合研究所作成 株価が低迷している根本的な原因は本業である紙・板紙の需要縮小だ。日本製紙の2023年度決算説明資料では、国内販売数量の対前年比は、新聞用紙が-...
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