野村アセットマネジメントが運用する「のむラップ・ファンド(積極型)」の純資産総額(残高)が初めて3000億円の節目を超えた。前週末20日時点の残高は3000.5億円。
同ファンドは国内外の株式、債券および不動産投資信託(REIT)に分散投資するバランス型で、リスク水準が異なる5本の中から選べる「のむラップ・ファンド」シリーズの1本。シリーズ5本のうちリスク(値動きの振れ幅)が最も大きく、残高は「普通型」(20日時点で4614億円)に次いで2番目に多い。国内公募の追加型株式投資信託のうち、バランス型(QUICK独自の分類)では残高順位が6番目。
今年1月にスタートした新NISA(少額投資非課税制度)の「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のどちらも対象で、制度開始以降に資金流入の勢いが強まっている。20日時点の1年リターン(分配金再投資ベース)は16.45%。好調なパフォーマンスと資金流入が残高増加につながった。
◇のむラップ・ファンドのサイトはこちら!(野村アセットマネジメント)