【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】金融資本市場が織り込む日銀の年内利上げ確率が急低下した。日銀の植田和男総裁が9月20日、政策判断に「時間的な余裕がある」と語り、利上げを急がない考えを示したためだ。27日投開票の自民党総裁選を巡り、日銀の利上げをけん制する高市早苗経済安全保障相が勝利して首相に就任する可能性も、市場では意識されている。
24日の債券市場では、政策金利の影響を受けやすい中期債の利回り低下(価格は上昇)が顕著になった。新発2年債利回りは前週末比0.035%低い0.355%と8月29日以来の低水準となった。
政策金利である無担保コール翌日物金利(TONA)を変動金利と...
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