【QUICK Market Eyes 川口究】1950年以降、過去18回あった米大統領選挙イヤーにおける9月は米株式相場が軟調に推移する傾向があったが、今年はプラスで終える公算が高まっている。今年9月のS&P500種株価指数は8月と同様に米雇用関連指標や企業景況感が市場の期待に届かず、当初こそ大きく値を下げたものの、月後半に向けて累積リターンはプラス圏に浮上した。米連邦準備理事会(FRB)が雇用の最大化を重視し、政策が後手に回らないように50bp(ベーシスポイント、0.01%)の大幅利下げを決めたことで米国経済に対するソフトランディング(軟着陸)期待が高まったのが大きい。
直近5年のS&...

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