【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】日銀で大規模な金融緩和や財政出動に積極的な「リフレ派」の一人とされる政策委員の姿勢にも変化があらわれている。野口旭審議委員は3日、賃金上昇を伴う形で2%の物価目標が実現されるのを条件に「現状の金融緩和を徐々に調整していくことになる」と語った。7月の追加利上げに反対票を投じた野口氏も賃金と物価が相互に高まる「第二の力」をみて政策正常化を受け入れつつある。
3日に長崎県で開いた金融経済懇談会に出席した野口氏は挨拶で、足元の物価動向を巡り「輸入物価上昇の影響が縮小しつつある中で着実に上昇基調を高めてきたのが、サービス価格だ」と語った。1990年...
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