【NQNシンガポール=秋山文人】日本以外のアジアの中央銀行で政策金利引き下げの波が広がっている。米連邦準備理事会(FRB)の利下げに即した動きとなっている。大国インドも年内の緩和を模索する段階に入った。一方、シンガポールは独自の動きをとっている。
「7.25%」。今回の緩和サイクルで、大幅な利下げを実施している国がある。スリランカだ。資金流出による危機が表面化したのが2022年。通貨防衛で政策金利を23年に15.50%まで高めていたが、同年中には引き締めをやめて利下げに転じた。現在は8.25%まで下がっている。
ここまでドラスチックな動きではないが、当初想定されたとおり、FRBの利下げに併...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題