【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】大和証券グループ本社（8601）が29日発表した2024年4～9月期の連結決算は、純利益が前年同期比45％増の777億円だった。個人向けのウェルスマネジメント部門で残高ベースの収益モデルへの転換が着実に進み、全体の収益を押し上げた。投資家が金融機関に運用を一任するラップ口座サービスの契約額は過去最高の5006億円となり、契約資産残高は4兆5097億円と過去最高を更新した。 一般事業会社の売上高にあたる、金融費用などを除いた純営業収益は前年同期比11％増の3102億円。営業利益は12％増の767億円、経常利益は44％増の1106億円だった。純営業収益と経常利...
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