【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】資生堂（4911）は7日、2024年12月期の連結純利益（国際会計基準）が前期比72％減の60億円になりそうだと発表した。1％増の220億円を見込んでいた従来予想から一転して減益を見込む。中国人を中心とした免税品販売などのトラベルリテール部門や中国事業の収益が想定を下回る。米国事業の収益回復にも遅れが生じている。 売上高は2％増の9900億円と従来予想から100億円下振れする。本業のもうけを示すコア営業利益は12％減の350億円と従来計画を200億円下回る。 同日発表した24年１～９月期の連結決算は、売上高が前年同期に比べて微増の7227億円、純利益は9...
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