【NQNロンドン=蔭山道子】英国での利下げの道筋に不透明感が強まっている。英スターマー政権が10月末に示した予算案を受け、英国内の物価上昇圧力が弱まりにくくなるとの見方が背景にある。英イングランド銀行(中央銀行)は利下げを「徐々に」進めると強調するが、市場はそのスピード感をつかみきれず、気をもんでいる。
英中銀は11月7日、政策金利を0.25%引き下げて4.75%にすると発表した。利下げは市場予想通り。市場関係者が目をとめたのは、物価上昇率見通しの引き上げだ。
英中銀は消費者物価指数(CPI)上昇率の見通しを2025年10~12月期に前年同期比2.7%へ0.5ポイント、26年10~12月期...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題