【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】18日の東京外国為替市場で円相場が揺れた。日銀の植田和男総裁による同日午前の講演がきっかけだ。次回12月の金融政策決定会合での追加利上げに身構える市場にとっては肩すかしの内容だった面があり、発言が伝わった直後は円売り・ドル買いが増えた。もっとも、日銀の政策正常化の方向は不変との見方は優勢なままで、円相場の下値は限られた。
植田氏は名古屋での講演で、金融緩和度合いの調整について「先行きの経済、物価、金融情勢次第だ」などと述べた。市場は「12月利上げの明確な地ならしはなかった」との受け止めが多く、1ドル=153円台後半まで上昇していた円相場は急...
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