【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】2024年暦年の日本の実質経済成長率は、新型コロナウイルスの感染拡大が直撃した20年以来、4年ぶりのマイナスに転じる公算が大きい。7~9月期まで3四半期の数字が出ている国内総生産(GDP)は、10~12月期がかなり高い成長とならなければ前年比プラスが達成できない。さらなる政策正常化を模索する日銀にとっても、ふらつく日本経済は気がかりな材料になりそうだ。
今月15日に内閣府が発表した24年7~9月期の実質GDP(1次速報値)は、季節調整済みの年率で558.5兆円(15年基準)だった。年率換算前だと139.6兆円で1~9月期の累計は417.5兆...

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