【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】日銀が12月の金融政策決定会合で政策金利を引き上げるとの観測が高まっている。エコノミストの間では12月か2025年1月に追加利上げに踏み切るとの予想が多いのに対し、金融市場が織り込む利上げ確率は1月よりも12月が顕著に切り上がっている。
変動金利と固定金利を交換する金利スワップのうち、無担保コール翌日物金利(TONA)を変動金利とするOIS(オーバーナイト・インデックス・スワップ)における金融政策決定会合間取引では、金利の交換期間を12月会合から来年1月会合までとする12月限の金利は、22日午後時点で0.385%となっている。
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