【日経QUICKニュース(NQN)】米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は25日、米連邦準備理事会(FRB)が12月に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げついて「依然として妥当な検討事項だ」との認識を示した。「現時点で私が知っていることを踏まえると、12月に0.25%利下げするのは妥当な議論だ」と話し、追加利下げを支持する考えを示した。米ブルームバーグテレビジョンのインタビューで語った。
カシュカリ氏は米国で景気を熱しも冷ましもしない中立金利が上昇している可能性を示唆。中立金利の上昇は経済の構造的な変化を映している可能性も考慮し「私がいま理解しようと努めていることは、(政策金利を高くしている)我々が経済にどの程度の押し下げ圧力をかけているのか。そしてインフレの道筋がどうなるかについてだ」と述べた。