【NQNニューヨーク=稲場三奈】成人国民のおよそ7割が肥満といわれる米国。爆発的に需要が伸びているのが「やせ薬」ともいわれる肥満症治療薬だ。米バイデン政権は26日、高齢者や低所得者向けの医療保険制度の適用対象とする提案をした。世論調査会社ギャラップによると、米国人の6%がすでに治療薬の服用経験があるといい、より多くの米国民が利用しやすくなる可能性がある。 2型糖尿病の治療薬は、インスリンの分泌を助けるだけでなく、消化を遅らせたり食欲を抑えたりする作用があり、肥満症にも有効とされる。インスリン分泌を助けるホルモンの名称が「GLP―1」で、いまや肥満症薬の代名詞となっている。主流の肥満症薬は、デ...
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