【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】日銀が早期の追加利上げを見送るとの予想が一段と広がっている。11月の米雇用統計が米連邦準備理事会(FRB)の12月利下げを促す内容だったのがきっかけだ。外国為替市場では円の先安観が後退し、日銀が利上げを急ぐ理由を見つけづらくなっている。18~19日開催の金融政策決定会合を前に、市場参加者の本命は「来年1月」に移っている。
翌日物金利スワップ(OIS)は変動金利と固定金利を交換する取引だ。そのなかでも交換期間を日銀の金融政策決定会合の間とする「会合間OIS」のレートから、市場の日銀利上げの織り込み状況がわかる。
金利デリバティブ(金融派生商品)市...
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