【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】日本の輸出の減速感が目立ってきた。日銀が12月23日に公表したデータによれば、11月の米国向け実質輸出指数(季節調整済み=2020年)は前月比5.6%減と2カ月連続のマイナスとなった。中国向けは1.3%増と2カ月ぶりにプラスとなったものの、足取りは鈍い。日本にとって2大輸出先のうち中国向けは低迷が続き、頼みの綱だった米国向けも陰りが出てくるとなれば先行きの不透明感は増してくる。
日銀が先立って18日に公表した11月の全体の実質輸出指数は前月から2.3%減と2カ月連続でマイナスだった。半導体など電子部品を含む情報関連が3.4%減だった。中国の...
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