【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】国内の金融・資本市場で、債券と株式の相場が逆に動くという教科書的な関係が戻ってきた。日銀がマイナス金利政策の解除をはじめとする大規模金融緩和からの脱却を進めていることで、金利のある世界が復活したためだ。株との分散効果を呼び水に債券投資の妙味が増すと見込まれる半面、過去に日銀の政策に振り回されてきた債券市場では日銀の「次の一手」を慎重に見極めたいとの空気が残る。
長期金利の指標となる新発10年物国債利回りと東証株価指数(TOPIX)の2024年の相関係数は、QUICKのデータによるとプラス0.6台となっている。04~23年の20年間ではマイナス0...
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