【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】米長期金利の上昇が一服している。米国のインフレ鈍化と米連邦準備理事会(FRB)高官の発言で、FRBの利下げ路線に変わりはないとの受け止めが広がったためだ。とはいえ米国の雇用情勢や景気は堅調さを維持している。インフレがこのまま鈍化傾向を示すのかは不透明で、米財政拡大への警戒感も残る。米長期金利は4%台半ばで高止まりするとの見方が優勢となっている。
1月16日のニューヨーク市場で米長期金利の指標となる米10年債利回りは、前日比0.04%低い(価格は高い)4.61%で終えた。13日には一時4.80%と、2023年11月以来の高水準をつけていたが、水...

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