【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】国内銀行は2024年、日本国債を2年ぶりに買い越した。24年は日銀がマイナス金利を解除し、利上げを始めた1年だった。日銀が政策正常化への歩みを進めるなかで、利回りが高まる日本国債への銀行勢による需要が回復した。
日本証券業協会が20日に発表した公社債の投資家別売買動向(短期証券除く)によると、都市銀行と地方銀行をあわせた2024年の国内債の買越額が8兆6187億円と23年の2兆2895億円の売り越しから買い越しに転じた。都市銀行は1兆1628億円買い越し、地方銀行は7兆4559億円の買い越しだった。
日銀が利上げを開始した24年は長期金利の指...

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