【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】日銀の追加利上げがいよいよ迫っている。1月20日のトランプ米大統領の就任式後も金融・資本市場は大きく混乱していないためだ。国内の賃上げモメンタム(勢い)とトランプ新政権の政策を理由に、利上げまで足りなかった「ワンノッチ(1段階)」を満たしたとみる市場参加者が多く、23~24日の金融政策決定会合での追加利上げを完全に織り込みつつある。
変動金利と固定金利を交換する翌日物金利スワップ(OIS)市場は、日銀による週内の利上げ決定をほぼ織り込んでいる。東短ICAPのデータからOIS市場の「会合間取引」で利上げの織り込みを計算すると、週末にかけた決定会合...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題