【NQNニューヨーク=三輪恭久】米連邦準備理事会(FRB)は1月28~29日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を4.25~4.5%で据え置くことを決めた。政策金利の据え置きは4会合ぶり。労働市場が底堅さを保つなか、足元では物価上昇の鈍化が緩やかになっている。トランプ政権による政策が経済・物価に与える影響を含め、雇用と物価の動向を見極める必要があると判断した。 FRBは2024年9月に4年半ぶりの利下げを決めた。12月まで3会合連続で政策金利を引き下げ、この間の利下げ幅は1.0%に達した。政策金利は引き締め的な水準にあるものの、米経...
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