【NQNニューヨーク=川上純平】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は1月29日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で記者会見し、堅調な労働市場を背景にインフレ率は「目標の2%に比べてやや高止まりしている」との認識を示した。米経済は「強いままだ」と指摘し「政策の調整を急ぐ必要はない」と述べた。 同会合では4会合ぶりに利下げを見送った。パウエル議長はこれまで政策金利を引き下げてきたことにより「政策はより緩和的になった」と述べた。その上で「政策は良い位置にある」との考えを示し、追加の利下げを検討するにあたっては「インフレ鈍化の実際の進展や労働市場の軟化を確認することに集中する」と話した...
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