【日経QUICKニュース(NQN) 穂坂隆弘】外国為替市場で円高・ドル安が進んでいる。5日の東京市場で円は1ドル=153円ちょうどをうかがう水準まで上昇した。日足のチャート分析上では、相場の抵抗帯になりやすい一目均衡表の「雲」を突き抜けつつあり、長期的なトレンドの分岐点を示す200日移動平均線も近づいている。チャートは相場の基調転換が迫っているのを示唆する。
一目均衡表では、過去の一定期間の高値と安値の平均値や中間値をもとに「先行スパン」という2本の線を引き、この2本の線に挟まれたエリアを「雲」と呼ぶ。昨年12月上旬に円高・ドル安が進んだ場面では、この雲に一時的に突入したところ...
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