【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】外国為替市場で円相場に先高観が生じている。もともとはドル高要因とされるトランプ米大統領の関税政策を巡る動きに耐性を強め、7日の日米首脳会談を無難に通過したとの見方からドル買いの相手通貨として選好されにくくなっている。日銀の追加利上げ観測も円の「とりで」として存在感を増しており、遠からず節目の1ドル=150円超えを試すとの雰囲気は根強い。
円相場は7日のニューヨーク市場で150円93銭と、昨年12月上旬以来の高値をつけた。トランプ氏が貿易の相手国が米国製品にかけている関税を米国側も同じように課す「相互関税」の導入方針を示し、貿易関係の悪化が景況感...

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