【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】12日の欧米外国為替市場で円がユーロやドルに対して大きく売られた。対ドルでは一時1ドル=154円80銭近辺と、前週末につけた約2カ月ぶりの高値(150円90銭台)からの下落幅が4円近くに達した。市場予想を上回った1月の米消費者物価指数(CPI)とトランプ米大統領の仲介によるウクライナ情勢の進展期待がそれぞれドルとユーロの買いを誘った。円の買い持ちですぐに利益を上げられそうにないと判断したヘッジファンドなどの投機筋は反対売買を急いだ。
日本の政策金利は上がったといってもまだ0.50%だ。ドルやユーロを元手に円を買い持ちにすると、支払い利息に相...
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