【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】大口の機関投資家やアクティビストが、自ら購入予定の株式を事前に予告することなどあり得ない。投機家の先回り買いを避けるため、黙って買うのが常識だ。それにもかかわらず、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は日本の商社株5銘柄の追加購入に意欲をみせたという。事実であれば前代未聞だが、果たして本当か。
米バークシャー・ハザウェイが2月22日に公開した毎年恒例の「株主への手紙」。文字数2万7000に及ぶ長文の終盤で、最近さえない日本の商社株5銘柄についてバフェット氏は次のように記した。
「Over time, you will likely s...

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