【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】2月27日早朝の東京外国為替市場で円相場は高く始まり、1ドル=149円ちょうどを挟む水準となっている。米関税強化策や米経済の先行きへの警戒感から市場参加者はリスク運用を抑えるリスクオフの姿勢に傾いたままだ。安全資産の1つと位置づけられる米長期国債の相場の上昇(利回りは低下)に歩調をあわせて円を買う動きが根強い。
26日の米長期金利は一時4.24%と2024年12月以来の低水準になった。1月につけた直近ピークの4.80%前後を0.5%超下回る。1月は次期米政権の財政拡張的な政策を前提に国債の保有リスクに見合った金利の上乗せ分であるタームプレミ...

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