【日経QUICKニュース(NQN) 吉井花依】2月28日の東京外国為替市場で円が一時急伸し、対ユーロでは1ユーロ=154円台後半と2024年8月以来の高値をつけた。米経済の先行き懸念や米ハイテク株安を背景に、投資マネーの萎縮と低リスク通貨の円の買いが進む構図は昨年8月上旬の円高加速時を思い起こさせる。だが、当時とは異なる面もある。市場では「半年前のように円が短期間で大幅に買われる状況にはない」との声が出ている。
今回のリスクオフ(回避)の円買いは米国の関税強化策に焦点が当たっている。足元の米経済指標が低調なだけに、関税による物価高などを受けた米景気の減速を不安視する空気は広がっているもの...

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